【目標と方法】 |
① |
中学受験の難関校の国語問題は、子どもたちの読書量が大きく減少している現代において、様々な角度から国語力を鍛えるのに適した素材と言えます。このコースでは、その過去問を活用して、受験の有無にかかわらず、深い思考力の根幹となる国語力を、まず段階的に読解力を高めながら徐々にそれを表現する「書ける力」も伸ばします。(学年や力量によっては、さらに基本のレベルから始めることもできます。) |
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② |
中学受験生には、最初に短期間で問題のパターンごとにどのように正答を書く/選ぶかを教えて、持っている実力を完全に点数に反映できるようにすることもあります。国語で伸び悩んでいる場合、だいだい読み取れていても「どう答えていいかわからない」という生徒が多いので、答え方のポイントを正しく理解して身につければすぐにテストで10~20点上がることは多いのです。 |
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③ |
ただし、読解力そのものを高く深いものにしていくためにはもう少し時間がかかります。様々な文章をどう読み取り、どうそれを整理して、どのように人に伝えられるようにしていくのか。これは多人数相手にコツを教えてできるようになるものではありません。対話法、それも、その子の頭の中でどんな思考が形になりつつあるのかを想像でき、どう言葉をかければポイントをつかめるのかを見通せる講師との1対1の対話こそが最良の手段です。 |
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④ |
「記述問題が苦手」、「作文力を高めたい」という場合も、まずは上記の基本となる読解の力を底上げすることが必要なことが多いのです。そのうえで、読解力がある程度まで高まってきたら、それまでに把握しているその生徒の思考パターンと言語能力に応じて、書いたものの添削をやはり対話を通じて一緒に客観的に批評しながら直していくことになります。読解力も書ける力も、中学受験がゴールではなくその先の中学高校で求められる最高レベルを想定して伸ばすことが重要です。 |
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⑤ |
具体的には、週1回60分の授業+若干の宿題(長文総合問題1、2問)で十分に効果が出せます。漢字や語彙等の部分は教える時間がもったいないので触れませんが、家庭で計画的に進めておく必要があります。なお、講師は上記のような必要性と標準化の難しさから学院長だけが担当しています。 |
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【成果】 |
① |
中学受験の合格実績:開成、桜蔭、麻布、桐朋、吉祥女子、法政、学芸大小金井、他 |
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② |
高校受験の国語実績:早稲田各校、慶應志木、ICU、豊島岡女子、学芸大附高、都立西、他 |
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③ |
大学受験の国語実績:早稲田、慶應、立教、法政、中央、他 |
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